口腔外科はどんな治療を行う?
- 2023/12/20
口腔外科は、口腔および顔面に関連するさまざまな手術および非手術的治療を行う専門医療分野です。
口腔外科医は、親知らずなど抜歯が必要な場合に歯を抜く手術を実施します。
また、顎関節疾患や咬合不調和に対する治療として、物理療法、顎の手術、顎の固定装置などを行います。
この他にも、歯周病治療やインプラント手術、唾液腺手術なども行います。
歯周病の進行が進んだ場合、歯周病治療の一環として歯肉手術や歯周組織の再建手術を行うことがあります。また、歯の欠損部分に人工の歯を埋め込むインプラント手術を実施することで、歯を失った患者に対して噛む力と咀嚼機能を回復させます。
唾液腺結石の取り除きや唾液腺の腫瘍の切除など 唾液腺に関する手術、口腔内にできた腫瘍や病変の除去手術なども行います。
歯や歯茎の治療外にも、口内炎や口内の粘膜に関連する疾患の診断と治療を行ったり、先天的に口腔内に異常がある場合、それを矯正する手術も行います。
さらに、顔面外傷や口腔内外のケガに対する修復手術として、骨折の固定、傷の縫合、顔面の形成手術なども行います。
これらの治療は、口腔外科医が専門的な知識と技術を用いて行います。
患者の状態に応じて、外科的な治療や非外科的な治療方法を提供し、口腔および顔面の健康と美容を維持する役割を果たしています。